一言で「アルバイト」と言っても、種類があります。
まず、大きく分けて「登録制バイト」と呼ばれるものと、「シフト制バイト」と呼ばれるものがあるのですが、あまり違いを気にせずにアルバイトを探している方も多いです。
ここでは、「登録制バイトとシフト制バイトの違い」と「メリットやデメリット」を解説していきます。
登録制バイトもシフト制バイトもアルバイトには変わりありませんが、異なる部分がいくつかあります。
ここでは、登録制バイトとシフト制バイトの違いを解説していきます。
労働者の労働時間は労働基準法という法律によって厳しく規定されています。
具体的には、1日8時間の労働で1週間で40時間以内にすることが原則です。
変形労働時間制を導入している企業は、これとは多少異なりますが、1か月間に最低でも4日の休日を確保しなくてはいけないことは共通です。
しかし、企業やお店によっては、この時間通りに運営することが困難な場合もあります。
例えば、24時間営業のコンビニエンスストアなどは、この原則に当てはめれば24時間営業は成り立ちません。
そこで、企業やお店を営業させておくために従業員のシフトを定めて決められた時間の担当を明確にすることが必要になります。
従業員の担当日時を区切った働き方をシフト制と言います。
この記事では、このタイプをシフト制バイトと呼びますが、正社員で勤務している方にもシフト制で勤務されている方は大勢います。
医療機関で働かれている方、工場勤務の方もシフト制で働かれている場合が多いです。
シフト制には、主に自由シフト制、固定シフト制、完全シフト制という3つのタイプがあります。
◆自由シフト制
飲食店などに最も多くみられるシフト制です。
月末までに来月の従業員の予定を雇用主が把握します。
従業員の予定を把握した雇用主が、従業員の不都合のある日時を外して来月の勤務予定をそれぞれの従業員に告知していくのです。
従業員の都合が最優先とされるため、多くのアルバイトスタッフを雇えていない場合には、誰も勤務できないような日時がでてきてしまい、特定の人にしわ寄せが行きます。
雇用主は従業員のスケジュール管理が必要です。
◆固定シフト制
シフト制ではありますが、勤務日時を毎回調整するような自由シフト制とは異なり、最初に決めた曜日と時間帯でその後も働き続けるということになります。
何曜日の何時から何時までというのが事前に細かく決められ、雇用主が従業員の勤務日時を毎月のように確認する手間はかかりません。
したがって、従業員も月ごとに勤務曜日や時間を調整することは難しいです。
オフィス勤務となっている方に多く見られるシフト制です。
ただ、現実的には特定の曜日や時間の勤務が難しくなった場合には雇用主と相談をすることで、曜日や時間を調整してもらえることも多いので、
自由シフト制の側面も含まれてはいます。
他の従業員に代わりをお願いするなどで自分が勤務できない日時を相談することが可能なケースも多いです。
◆完全シフト制
自由シフト制も、固定シフト制も従業員が基本的に勤務の曜日や時間を決めることができました。
完全シフト制は予め企業側・雇用主が複数のシフトを用意しておきます。
その複数のシフトの中から従業員が選ぶのが完全シフト制です。
特定の部分だけが都合がつかないので、この曜日や時間を別のどこかに動かすことはできません。
人員が必要な曜日や時間を絞って雇用主はシフトのパターンを作成しますので、企業側にはメリットが大きいです。
登録制バイトは派遣バイトとも呼ばれています。
人材派遣会社・請負会社に登録をし、自分の希望職種や持っている資格、希望の勤務日時などの諸情報を伝えます。
人材派遣会社・請負会社はこの情報を基に、案件に相応しいと思える仕事を登録者に紹介し、登録者側が承諾すれば実際に勤務スタートとなります。
仕事の紹介は人材派遣会社・請負会社が行いますが、実際の給与の支払いは、それぞれの企業が行います。
企業ごとに毎回細かい面接はないことが多いです。
面接がないとは言っても、人材派遣会社・請負会社に初めて登録をするときには登録会に参加する必要があることがほとんどです。
ネット上でのクリック操作だけで完結するのは稀で、オンラインや現地で派遣会社の方との面接は避けられないと考えておいた方がいいでしょう。
それぞれの企業と雇用契約を細かく結ぶわけではありませんが、人材派遣会社・請負会社とは諸々の手続きが必要になります。
登録会に参加する場合には、マイナンバーカードや振込先の銀行口座情報、身分証明書など、一般的なアルバイトの面接合格後に必要とされる書類も必要です。
人材派遣会社・請負会社によって多少の持ち物は変わりますので、確認してください。
シフト制バイトにも登録制バイトにもメリットとデメリットがあります。自分の生活リズムや目的に応じて使い分けるのが賢明です。
ここでは、シフト制バイトと登録制バイトのメリットとデメリットを紹介しますので、これからアルバイトを始めようと考えている方は参考にしてください。
【メリット】
◆時間の融通が利きやすい
シフト制バイトの最大のメリットは自分の時間を自由に使えることです。
遅い時間からの出勤や働く曜日も基本的に自分で決めることができ、時間的な制約を雇用主の都合でつけられることは少ないです。
◆深夜手当が狙える
深夜手当を狙ったシフトを組むことによって通常の時給よりも割増しで稼ぐことができます。
ただ、メリットである反面、生活リズムを崩しやすいというデメリットにもなり得るので注意が必要です。
◆人間関係のトラブルを抑えられる
意外かもしれませんが、人間関係のトラブルを抑えられるのもシフト制のメリットです。
固定した曜日と時間に決まった人と仕事をしていると、自分と波長が合わない人といつも鉢合わせすることになります。
しかし、シフト制であれば、仮に自分と合わない人が決まった曜日や時間にいるのであれば、次回からはその時間帯や曜日を避ければいいだけです。
完全に避けることは難しいかもしれませんが、ある程度の融通を効かせることができます。
、登録制バイトにも、このメリットはあります。
【デメリット】
◆希望の日時に入れない場合がある
シフト制バイトの意味がないと思われるかもしれませんが、シフト制でも希望が叶うとは限りません。
シフトを最終的に決めるのは雇用主であったり、バイトのチーフであったりすることも多いです。
シフト管理をしている人の匙加減で勤務日数が変わってしまうこともあります。
◆従業員数によって稼ぎが変動する
従業員が多くいる職場だと、なるべく均等に勤務を入れようとしてくれますが、その分だけ自分の勤務日数や時間は減ってしまいます。
また、他の従業員と出勤可能な日時が重なった場合には、自分が後回しにされるかもしれません。
すると、本来稼ごうと思っていた金額を稼ぐことができなくなる可能性も出てくるので、「単月でいくら稼ぐことができるのか」の算段を長期的に予想することが難しくなります。
◆リズムが不規則になる
シフト制の仕事は不規則な勤務になることが多いです。
1週間の中でも決まった曜日、日時になることもあれば、翌週は今週と全然違う曜日や時間になることもあります。
自分のリズムも不規則になり、スケジュールの管理も難しくなり、
それゆえ、特に数か月先のスケジュールを管理することが難しいということもデメリットです。
【メリット】
◆履歴書を使いまわすことができる
登録制バイトでは、最初に登録する時に履歴書を使いますが、それ以降は履歴書を書き直すことは基本的にはありません。
資格を取得した場合に追記する程度で済むことは、複数の職を経験するうえでも大きなメリットです。
◆短期で大きく稼げる仕事が紹介される
登録制バイトの最大のメリットは短期で大きく稼げる仕事をリアルタイムで紹介してくれることです。
特にイベントの警備関連のバイトは有名人・アイドルに会えるうえに、高額なバイトとしても人気が高いです。
1日をアルバイトに費やすことになることも多いですが、シフト制バイトの1週間分の金額を1日にまとめて稼げる可能性もあります。
◆色々な職業を経験できる
登録制バイトは単発で終わる仕事の紹介も多いです。
一つの職に固定されずに多くの職業を経験することができるので、自分の気が付かなかった「向いている職業」を見つけることができるかもしれません。
【デメリット】
◆キャリアが積まれない
単発でのアルバイトが多いため、なかなか自分のキャリアとしては積み上がりません。
仕事を経験するという観点では、多くの仕事を経験できていいのですが、その仕事のスキルを高めようと思った時には、どんな仕事であってもそれなりの時間と労力を要します。
スキルやキャリアが積み重ならないのはデメリットと言えます。
しかし、ユニティーではキャリアを積んで、ステップアップして行くことが可能。ランクアップでボーナスもあります。
ランクアップして、キャリアを積んでリーダーや社員になることも可能です。
◆自分のスケジュールと合致しにくい場合がある
登録制バイトでは仕事の紹介が突然やってきます。
その時にすでに自分の予定が入っていると、その仕事は見送らなくてはいけません。
働きたい時に働けずに不安定になりやすいというのも考えておく必要があります。
しかし、ユニティーではユニタスに掲載されているお仕事から自分の都合に合わせて応募し、働くことが可能です。
◆勤務地までの距離・道順
登録制バイトでは勤務地も転々とすることが多く、普段は使わない道を使うことも多々あります。
場合によっては勤務地が遠くなる場合もあり、バイト先までの時間が把握しにくいというのもデメリットです。
しかし、ユニティーでは、自分の働きたい勤務地を選ぶことが可能です。
ユニタスへの登録はこちらになります。
シフト制バイトにも登録制バイトにもメリットとデメリットがあります。
ただ、アルバイトをする目的が「お金を稼ぐこと」であれば、登録制バイトの登録をして大きく稼ぐことができる案件のオファーを受けることもお勧めです。
イベント関連のバイトなどの休日に行われるアルバイトであればスケジュールの都合が付けやすい人も多いことから、人気です。
気になるバイトのオファーだけを受けることもできるので、自分に向いていない仕事であっても長く続ける必要もなく、自分に合っている仕事を見つけた時には長期で働くことも可能です。
■第1回 単発バイトの探し方!効率良く失敗しない方法!
■第2回 登録制バイトとシフト制バイトの違い知ってる?メリットとデメリット!
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■第13回 イベント現場で働こう!単発バイトでイベントスタッフの魅力
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■第16回 就活が有利になるアルバイト!ジャンルごとに身に付くスキルはコレ!
■第17回 イベント業界でよく使う用語
■第18回 夏イベントバイトで稼ぎながら思い出づくり!
■第19回 「有名屋内イベント情報&実はこんなのもあるイベント情報」
■第20回 ユニタスで実際にアルバイトに参加したスタッフの感想・アルバイトスタッフのリアルな体験談