イベントバイトは時給が高く、都合もつけやすいので、若者を中心に人気を集めているアルバイトの一つです。
長期間同じ職場で仕事を続けるわけでもないので、人間関係に悩まされる可能性もそこまで高くはありません。
ぱっと見た条件はよさそうですが、実際の仕事内容を掘り下げて調べてみると、思いのほか重労働な予感がしたり、厳しい職場環境であったりするのではないかと心配になった方もいるのではないでしょうか。
今回は、イベントスタッフのアルバイトは実際にきついのかどうかをテーマに書いていきます。
「実際のところ、イベントバイトはきついの?」という質問に対しては、「きつい場合もあります。」というのが正直なところでしょう。
イベントバイトとは言え、イベントの種類やそのイベントに関わるスタッフさんによって、その厳しさは変わりますし、担当する仕事内容によっても大きく差があります。
個人差はあるものの、人間関係的なきつさ・厳しさよりも、仕事内容(立ち仕事・搬入作業など)によるきつさを感じることの方が多いようです。
・担当するポジションによってはきついこともあります。
正直に言うと、イベントバイトのきつさは、その担当するポジションによって、差が出ることがあります。
1日に10時間以上(設営から撤去)のケースもあり、体力的にかなり厳しいと感じる方もいます。
イベントスタッフは、会場のお客様の状況やイベントの進行状況によって予定以外のイレギュラーへの対応が必要になることがあります。
そのようなイレギュラー対応が続くと、会場中を動き回ることも出てくるので、体力の消耗が激しくなります。
時には、イレギュラー対応が上手くいった際の達成感も意外と良いものです。
同じ仕事内容でも、担当ポジションは当日の現場朝礼時に伝えられることも多いため、場合によってはきつく体力の要るポジションになることもありますが、必ず本人の適正に合わせて割り振りを行います。
また、夏場など暑い時期のコンサートイベントでは、お客様の熱気以上に、暑さが体力に影響しますので、極端に体力に自信がない方の場合、夏場のイベントスタッフのアルバイトはおすすめできません。
・長時間の立ち仕事
イベントバイトでは長時間同じ場所で立ち仕事をすることもあります。
会場を動き回るわけではないので、あまり体力は必要ないと思われがちなのですが、同じ場所に立っているのは意外にも足腰の負担となります。
長時間の立ち仕事の例としては、入場受付の際のチケットの確認や店舗でのグッズ販売などがあげられます。
意識はお客様の方に向いている分、立ち仕事をしているということを自覚することは少ないかもしれませんが、来場者数によっては「立っているだけ」となり、意識しすぎると足腰への負担を覚えることも多々あります。
・搬入搬出や設営作業が重労働
立ち仕事以上に体力を使うのが、搬入搬出や設営作業になります。
これらは、イベントの準備と後片付け時に行われる作業で、いずれもかなりの体力を使うものと認識しておいた方がよいものです。
イベント会場は、施設やホールなどを貸し切って実施することが多く、すでに会場内に置いてある機材などは記録をとっておき、原状復帰時には元に戻す必要があります。
イベントに必要のないものは一度移動させなくてはなりませんが、不要な機材と必要な機材の持ち込みにはかなりの時間と労力がかかります。
この重労働がイベント開始前と終了後の2回に行われるので、それなりの体力は必須です。
ただし、勤務時間によっては最初だけ担当になるケースもありますし、最後だけの担当になるケースもあります。
自分の勤務時間がイベント開催時におけるどの時間帯のものなのかを調べておくことで、およそ検討を付けることができます。
ここまでは、イベントバイトの厳しい面だけを紹介してきましたが、イベントバイトには楽しいこともたくさんあります。
・普段体験できないことができる
イベントバイトというバイトそのものが、普通の長期契約のアルバイトとは違った性格を持っています。
大勢が集まって一つのことを準備するというのは学生時代の学園祭のようなものを感じさせます。
こういった一体感を、アルバイトを通じて得られるのは貴重なことです。
普段の仕事や日常生活では体験できないことをイベントバイトで体験することができます。
・大規模なイベントに参加できる
大規模なイベントの裏側を見ることが出来るのはイベントスタッフだけです。
大好きなアーティストなどのイベントにスタッフとして参加する事ができるのはイベントバイトだけの特権ではないでしょうか。
・オンリーワンの体験ができる
イベントバイトは開催されるイベントごとに仕事も違えば、一緒に仕事をする仲間も違います。
同じ職場で同じような業務をしているとマンネリ化になることもありますが、イベントバイトでは毎回のアルバイトを新鮮な気持ちで働くことができます。
オンリーワンの体験を積み重ねることができるアルバイトなのです。
・イベントの舞台裏を見ることができる
イベントの舞台裏を知ることができるのもイベントバイトの楽しさの一つです。
表舞台をお客様として見ているのとは違って、舞台裏の仕組みを知ることは普通に勉強にもなります。
表舞台だけを見てそのイベントの業界の就職を考えていた人が就職する業界を考え直したり、また、全然興味がなかった業界であっても、舞台裏を知ることによってその業界への就職を希望したりする学生さんは意外と多いです。
・ワクワクするやりがいがある
イベントバイトは楽しいだけでなく、イベントを完成させるための舞台裏のドラマもあります。
ワクワクしながら働けるイベントスタッフのやりがいを紹介します。
・多くの人が楽しむイベントを支えることができる
表で注目されるよりも裏方で仕事をする方が好きという方もいるでしょう。
学園祭でも、お店を回るよりも企画する方が好きな方もいます。
多くの人に喜んでもらえる、多くの人が楽しんでもらえることにやりがいを感じる方にはぴったりのアルバイトがイベントスタッフです。
・自分の力がイベントの成功に繋がることがある
イベントの成功とは何をもって「成功」と言えるのでしょうか。
もちろん観客数などもありますが、それはイベントバイトの仕事と言うよりは、企画をする側の責任になります。
イベントバイト目線では無事にイベントが始まり、何事もなく終了することこそ「成功」と言っていいでしょう。
「自分たちがいなかったら、この大きなイベントが出来上がることはなかった」と胸を張れます。
自分の力がイベントの成功に繋がるのです。
実際にイベントバイトで働いている、働いたことがある人の感想はそれぞれです。
・【大学生:10代】
応募したイベントアルバイトには今のところすべて採用されています。
人気があると聞いていたので、なかなかアルバイトに入れないことも見越して他のアルバイト探しもしていたのですが、土日はイベントスタッフのアルバイトで充実できています。
自分が思っていた以上にイベントは色々なところで開催されているんだと思いました。
・【大学生:20代】
エンタメ業界の興味があって、イベントバイトをやってみました。
自分が思っていた華やかさの裏側に、ここまでの苦労があったとは思いませんでしたが、
このバイトを経験できたことで、一層やりがいを持てそうな気がしました。
・【大学生:10代】
時給の高さに惹かれてアルバイトを始めました。
時給は確かに高かったのですが、立ち仕事が多くて、次の日は筋肉痛で一日動けませんでした。
まったく運動していない人がいきなりイベントバイトをすると、体力的にもきついかもしれません。
少しでも体を動かす習慣をつけてから応募することをお奨めします。
・【会社員:30代】
イベントバイトに興味があった訳ではないのですが、本業が休みの日に稼げるバイトを探していた所、時給の高さに惹かれてイベントバイトに参加してみました。
思っていた以上に体力仕事もありますが、裏方の仕事というのは作り上げる楽しさがあり、すごくやりがいのある仕事でした。
・【フリーター:20代】
イベントバイトってどんな事するのかわからなかったのですが、とても興味があり応募してみました。
実際に、働いてみると自分が参加していたイベントにこんなに大勢の人が関わり支えているんだと働いてみて知ることが多く、すごく楽しかったです。
やりがいのある仕事で日給も高いですし、体力が必要な時もあるので正直ダイエットにもなっています。
イベントバイトには辛い部分もあります。
時給の高さだけに目を奪われてしまうと失敗するかもしれません。
しかし、それ以上に楽しさやワクワク感を得られる仕事が待っていることも間違いありません。
「将来やりたいことが分からない」、「イベントをみんなで盛り上げる・作り上げるのが好き」という方にこそイベントバイトは貴重な経験となります。
単発のアルバイトでもありますので、興味のある方はぜひ一度試してみるといいでしょう。
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