UNi+(ユニタス)|■第8回 イベントスタッフってどんな感じ?実際にどんな事するの?

時給の高さと予定のつけやすさで人気のイベントスタッフのアルバイト。
若い人たち、学生を中心に人気を集めています。
「イベントスタッフのアルバイトをやってみたいけど、実際にどんな雰囲気なのか気になる」という方や、「時給が高いと言われているけど、本当はどうなの?」と気になっている方、「どんな仕事をするのか分からない」という方向けに、イベントスタッフの色々なことを解説していきます。

イベントスタッフの雰囲気

「イベント」という名前の通り、にぎやかなイメージを想像するかもしれませんが、イベントの内容によって、もちろん雰囲気は違います。

大勢のスタッフが働くため、活気がある
イベントの規模にもよりますが、多くの人が採用されてスタッフとして働きますので、それなりの人数で一緒に働くことになります。
設営や機材の搬入など、協力して行う仕事も多いため、初対面の人でも、すぐに仲良くなることができます。
スタッフはかなりの割合で大学生が多く、学生トークで盛り上がるなど、活気に満ちていることがほとんどです。

一期一会の気楽さも
バイト中は楽しく活気があるイベントスタッフの仕事ですが、スタッフの多くは、そのイベントが「初めまして」です。
また、バイトが終わると、「また一緒になったらよろしくね」です。
この、現場の時だけの出会い、一期一会の仕事なところも、気楽な雰囲気にしてくれます。

イベントの雰囲気や内容によって異なる
大きな会場で行うイベントの他にも、展示会・就活セミナーなどのイベントの場合には、多目的ホールなど、比較的小規模な会場を使って行われるものもあります。
イベントスタッフのアルバイトはやってみたいけど、活気に満ちたところで働くよりも、落ち着いた雰囲気のところで仕事がしたいという方には、展示会などのイベントもおすすめです。

イベントスタッフって実際にどんな事するの?

イベントスタッフの具体的な仕事内容は、機材の搬入や設営などの裏方の仕事と、お客様の会場への誘導やチケットの確認、接客などの表側の仕事に分かれます。
どちらになるかは事前に知らされている場合もあれば、当日決められる場合もあります。
また、裏方・表方の両方を担当になることも珍しくありません。

イベントスタッフの仕事内容をもう少し細かく見ていきます。

搬入搬出や設営作業
イベントスタッフアルバイトの当日の最初の仕事は機材の搬入搬出と設営作業です。
朝早くに集合して、まずは会場のセッティングから始まります。
一番体力を使う仕事になります。

会場内の機材や備品の運搬
イベントを実施する場合、もともとある会場を貸切ることがほとんどです。
展示会であれば、多目的ホール、ライブイベントであれば、コンサート会場などです。
その会場をイベントに合わせて作り替えていく際に、もともと会場にあったものを移動させることが必要になります。
会場内の機材・備品を運搬するときには最初はどの位置にあったのか、記録しておくことが重要になります。

舞台やブースのセットアップや撤収作業
舞台やブースを個別に用意することもあります。
フードフェスなどであれば、出店するお店の数だけブースも必要になります。
また、イベントが終了してからは撤収作業を行い、原状復帰を行います。

受付や誘導、案内の仕事内容
受付や誘導、案内は直接お客様に関わる仕事です。
舞台裏の仕事とは違った楽しさが味わえる表舞台の仕事内容を詳しく見ていきます。

お客様の受付やチケットの確認
入場チケットが必要なイベントの場合には、受付を担当する人が必要です。
多くの場合、受付担当はあるバイトスタッフが担当します。
チケットもぎりのアルバイトは、入場者のチケットの確認や半券をもぎることが主な仕事です。
ピーク時に忙しくなりますが、それ以外のときには別の業務を割り当てられます。
チケットの半券を切り取って渡す手際の良さは、お客様の目に留まることもあれば、正社員スタッフから一目置かれることもあります。

会場内の案内や誘導、注意喚起
お客様を会場内に案内することや、注意喚起のために巡回することもイベントスタッフアルバイトの仕事です。
会場内の案内は、お客様から目的地を尋ねられた場合に誘導したり、客席に常にお客様を誘導したりする仕事になります。
また、施設・会場内に不審な人やモノを見かけた場合には速やかに会場責任者に報告することも重要な役割です。

フードブースやグッズ販売の手伝い
実店舗で販売サポートをすることもあります。
フードイベントやライブイベントでは販売手伝いをすることも多いです。
お手伝いという位置づけの簡単な仕事の場合もあれば、直接お客様を呼び込むことをお願いされることもあります。

イベントスタッフの給料について

イベントスタッフはたくさん稼げると言われていますが、実際にはどうなのでしょうか。
一日に稼ぐことができる金額や、交通費・残業代について解説します。

時給制で、仕事内容やイベントの規模、地域によって異なる
一日で多く稼げると言っても、他のアルバイト同様に時給制や日給制です。
時給の決め方は仕事の内容、イベントの規模、地域によって異なるため、一概に時給を書くことはできませんが、相場としては1000円〜1500円となっています。
経験値によってこの時給は考慮されることが多いため、最初は1000円でスタートしても、次回のイベントスタッフアルバイトでは時給が上がっているということも考えられます。
ただ、未経験であっても、1000円〜1500円の時給でスタートできるというのは、好待遇と言えそうです。

残業代や交通費の支給がある場合もある
交通費が支給されるところがほとんどです。
交通費込みで日給設定をしているところもあるので、確認が必要です。
残業代については基本的にありますが、大きな仕事を終わらせたら、後は社員の人たちで引き受けて、アルバイトスタッフは解散という流れになることもあります。
「残業」として、予め決められた時間以上の時間的拘束を求められる場合には残業代が支払われます。
残業時間まで含めると、日給にして1万円以上稼いでいる人も珍しくありません。

高収入のイベントもある
イベントスタッフのアルバイトでは、大手運営のアルバイトは時給が高いことが多く、アルバイトスタッフ数も多めに募集しているので、仕事に入れないということも少ないのが特徴です。
急遽開催が決まる、スポーツ競技などの優勝パレードや優勝イベントは、比較的時給が高めに設定されることが多いので、要チェックですね。


イベントスタッフの給料例

実際に、ユニティーで募集されてる一部のバイトの日給です。
3つ程例にあげましたが日給10,000円以上ですので本業が休みの日に働いても、しっかり稼ぐことができます。

スポーツイベント(会場準備・主に観客席準備)
6時間・交通費込み日給10,000円(時給1,666円)

野外音楽フェス(会場準備・主に物販テント設営)
8時間・交通費込み日給13,000円(時給1,625円)

ファンミーティング(イベント運営・主に受付誘導グッズ販売)
8時間・交通費込み日給11,200円(時給1,400円)

まとめ

イベントの種類や担当する役割によって業務内容は変わってきますが、高い時給の設定がされているケースが多いのがイベントスタッフのアルバイトです。
初対面で一度きりの仕事と思っていたところ、協力して仕事をしていくうちに、思わぬ人との出会いがあることも。
お客様としてイベントに参加することは楽しいですが、スタッフとして参加することで新しい発見もあるかもしれません。

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